お茶のこと

おいしいお茶の入れ方

ひとつ、おいしいお茶は「たっぷりめの茶葉」と「適度な湯温」から。

ひとつ、茶器はあらかじめ温めておいてください。

ひとつ、お湯は充分沸騰させてからお使いください。

ひとつ、お茶は最後の一滴まで、均等に注ぎきってください。

3人分の標準量

お茶の種類      標準量の目安
   
玉露 大さじ2杯、60度くらいのお湯でゆっくりと入れてください。
煎茶 大さじ2杯、90度くらいのお湯でゆっくりと入れてください。
ほうじ茶 大さじ3杯、たっぷりの熱湯をゆっくりと入れてください。
玄米茶 大さじ3杯、たっぷりの熱湯をゆっくりと入れてください。
抹茶 [薄茶]茶杓2杯 [濃茶]茶杓4杯(よく練ってください)

※茶葉の量、湯温、浸出時間は、お好みにより加減してください。

お茶の保存方法

お茶の保存は、湿気と移り香にご注意ください。

(冷蔵庫などに保存する場合はしっかり密封してください)

なるべく涼しい場所に保管してください。

お茶は新鮮な香味が命ですので、開封後はなるべくお早くお召し上がりください。

緑茶は古来より私たち日本人に

最も親しまれてきた健康飲料です。

緑茶に含まれるカテキンの効能に注目集まる。

カテキンは、緑茶の渋みにあたる成分です。

最近の研究で、このカテキンが健康に大変良いことがわかってきました。

緑茶好きはガンにかかりにくい!?

「緑茶を多量に飲むほどガン予防に効果がある」と、埼玉県がんセンター研究所が発表。緑茶のカテキンに細胞の突然変異(イニシエーション)と、ガン化した細胞の増殖(プロモーション)を阻止する働きがあることが動物を使った実験によって確認されています。

毒消しの効果も絶大です。

食物が腐りやすい夏場には、食後の一杯で食中毒を予防。まな板やふきんなど調理用具の殺菌にも使えます。他にもインフルエンザウイルスや虫歯を引き起こす細菌にも緑茶のカテキンが有効です。

緑茶が血管を掃除してくれます。

悪玉コレステロールが血管壁に沈着すると動脈硬化が起こり、高血圧の原因になります。緑茶のカテキンには、このコレステロール量を正常値まで調整する働きがあります。